実はこのジョジョの奇妙な冒険1部は、昼ドラばりのドロドロなお話から始まっているのです。
人の後方で「オラオラオラオラ」言うのはまだ先なのであしからず!
1880年英国貴族のジョースター家に突如ディオ・ブランドーと言う男が現れた。ディオの父親(ダリオ)はかつてジョースター家の当主を助けた過去があった。
ダリオの死後、ディオはジョースター家に招かれることになるが、かなり歪んだ性格のディオはジョースター家を乗っ取ろうとするだった。
ジョースター家には、息子ジョナサン(通称ジョジョ)がいたがジョジョとディオは反発しあっていた。
そんなある日ジョジョとディオは喧嘩となり、その際のディオの返り血が石仮面にかかる。石仮面は突如骨の様な形に変形した。
そのことに気付いていない二人だが、ここから奇妙な冒険が始まって行くのだった。
そして7年の時が流れた。
ジョジョとディオは大学生となり表向きは仲が良かったが、ディオのたくらみは変わっていなかった。そしてディオは石仮面に特別な力があることに気付き、その力でジョジョを殺そうとする。
石仮面をつけたものは人間を超える力を手に入れることができるのだ。自らを石仮面の生贄にし吸血鬼と化したディオがジョジョを襲うがジョジョの捨て身の特攻により女神像の串刺しになり業火に焼かれることになる。
その後ジョジョの前にツェペリ男爵と名乗る紳士が現れ、まだディオとの闘いが終わっていない事を告げるのだ。
なんと業火に焼かれ死んだと思われたディオが生きていたのだ。
ツェペリ男爵はジョジョに東洋で習得した「仙道」の力である「波紋の力」を伝授する。
そしてジョジョは波紋の力を身に付けながらディオを倒しに向かうのだ。
初めてコミックスでジョジョを見た時は、あまり面白くなかった記憶があります。家庭のドロドロ、まるで行き過ぎた昼ドラを見ている様でした。
悪質なディオによる嫌がらせ、しまいには愛犬まで殺される始末です。
しかし石仮面と波紋が出てきてから、急激に面白くなってゆきます。吸血鬼化したディオを倒す為に戦うジョジョ、内容はジャンプの王道と言った所です。
まだジョジョの奇妙な冒険をみたことが無い人は、アニメ版を見ることをお勧めしています。アニメ版はコミックスの数倍面白く作られています。
あのジョジョの世界を忠実に・・いやそれ以上に表現されていますのでアニメ版はかなりお勧めです。
スタンドは出てきませんが、意外に「波紋の力」は斬新で面白いので是非一度ご覧ください。